探究通信
探究ワークショップ実施
11月24日(金)に群馬大学理工学部の板橋教授をお迎えして、探究ワークショップを実施しました。
板橋先生の活動紹介から始まり、生徒の探究活動紹介、質問から始まるフリートークといった形で進みました。
板橋先生は、
・環境中の有害物質の分析と除去に関する研究
・農作物への重金属取り込み抑制に関する研究
・ウイルスの不活化材料に関する研究
といった幅広い研究をされているだけでなく、株式会社を立ち上げて会長を務めるなど、まさに生徒の目指す「社会実装活動」を進めています。当日は、研究の話だけでなく、資金の集め方、人脈の築き方など幅広い話をしていただき、生徒にとって大変参考になるイベントになったようです。
以下に生徒の感想をいくつか載せておいます。
- 板橋先生の発想力と行動力が本当に凄いと感じた。全力でチャレンジすることの大切さ、失敗をチャンスだと捉えることの大切さを改めて感じた。以前別の講演会に行ったときもそうだったが、実際に課題と解決策を見つけて自ら行動を起こし、学校や教育活動の枠外で探究活動に全力で取り組んでいる大人を見ると、もっとアクティブに動いていいんだと気付かされ、「私もやってやろう!」という勇気をもらえるのが良いなと思った。
- 探究の進め方に悩んでいたので非常に参考になるお話を伺うことができ良かったです。先生の様々なことにチャレンジする姿勢にとても感銘を受けました。
- l実際に起業して研究成果を商品として形にしている教授のお話が聞けて貴重な時間が過ごせました。今日、学んだことを自分の研究や将来の夢に活かしていきたいです。
- クラウドファンディングによる資金集めの方法が、いくつか大胆で驚いたけれど、私も探究活動においてそれくらい活発に自分から動いていこうと思った。
- 今日の講座を通して、探求のテーマは大きなものでなくて、身近にある小さいことから始めるのもおもしろく、やりがいがあるということがわかりました。板橋先生の話し方がとても上手で、聞き手にとって苦でなくもっと知りたいという風に思えました。自分の研究テーマは食なので、もっと身近な視点から捉え直してみようと思います。ありがとうございました。
- 最初は難しい話なのかなと思いましたが先生の人柄や話が本当におもしろくて最初から最後までとても楽しかったです。今までの様々な商品の開発についての話は自分が探求を進めるときの参考にできるところも多かったのでとても良かったです。
板橋先生、誠にありがとうございました。