地域資源に着目して調べ、地域に還元!

 本校1年生全員が、「地理総合」の学習テーマ「地域資源が地域に果たしてきた役割とそれをより輝かせるために」をもとに課題研究を行い、その成果を2名の希望者が高教研地理部会の研究発表会(12月8日実施)の生徒発表部門において発表しました。また、その成果を調査先に自主的に提出しに行ってきました。

発表タイトルは以下のとおりです。

 1 「地場産物で地域おこしー地層から見る甘楽の歴史とその可能性ー」

 2 「一般社団法人「安中市観光機構」が地域に果たしている役割」

 

【地場産物で地域おこしー地層から見る甘楽の歴史とその可能性ー】

 地理部会で発表したスライドを発展させ、甘楽町に提出に行きました。甘楽町の役員さんの全面的な協力のおかげで私の企画が町おこしに貢献できるようになりました。とても嬉しいです。調べたことを発展させ、継続して町役場を訪れ、その成果を地理部会での発表に立候補して発表し、さらにその成果を甘楽町にお伝えするという継続的な取り組みによって、大きな経験が得られました。その結果、甘楽町の事業として、スタートすることが決まりました。町の事業として大きな輪をつくるために、全力で企画・提案を行い、甘楽町の産業を群馬県、日本に広めていきたいです。

【一般社団法人「安中市観光機構」が地域に果たしている役割】

 夏休みに「一般社団法人安中市観光機構が地域に果たしている役割」というテーマで調べたことを、12月8日に行われた地理部会で発表させていただきました。発表を終えた後、安中市観光機構へ伺い、発表証明書と地理部会で用いたスライドの資料をお見せしました。観光地域づくりにおいて大切なことは、その地域に訪れる人だけでなく、住民の方にも地域の魅力を感じてもらうことだと、本調査を通して学びました。一人でアポイントを取ったり、インタビューしたりするのは初めてだったので不安な思いもありましたが、挑戦したことはよい経験になったと思います。今後も、観光地域づくりについて関心をもち、本調査の内容を発展させたいと思います。