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中山芳一先生を講師にSAH講演会開催される

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 12月18日、All HELOs合同会社代表の中山芳一さんをお招きして、高女SAH講演会が「今、そしてこれからの社会と非認知能力の重要性」という演題のもと行われた。

 講演は非認知とは何かという話から始まり、主体性(Agency)と言われる非認知能力まで、高女SAHの取り組みも絡めながら幅広く非認知能力について講演してくださった。

 非認知能力は昔「心」と呼ばれ、名前を変えた今は主体性(Agency)などとして重要視されている。中山さんは講演の中で自分の価値観や信念を言語化して意識として持っておくといいと高女生に強く伝えた。

(生徒会 橋本実栞)
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学校より

 本日ご講演くださった中山芳一先生にあらためて感謝します。また、この企画は、群馬県教育委員会による県SAH事業の一環として行われました。そのほか、高女PTA文化委員会行事の一環としても実施し、県内から30名近くの教育関係者、90名以上の保護者の参加もいただきました。ありがとうございました。

 運営協力は生徒会の皆さんが引き受けてくれ、スムーズな進行とともに、参加者の皆さんの協力で開始予定時刻を早めることができ、予定通り講演・質問タイムと時間をとることができてよかったです。

 講演会後に皆さんからたくさんの感想をいただきました。原文は中山先生に送信させていただきます。

 感想は全体として、「自主性と主体性の違いを理解できた。」、「非認知能力の重要性を理解することができた。」、「座右の銘を持つことが大切だとわかった。自分の座右の銘を持ちたい。」、「意識や行動を変えていきたい。」、「わかりやすいお話で内容も胸に響いた。」「講演をこれからの生活に生かしていきたい。」というように、講演が非認知能力の理解につながったり、考え方や行動を変化させていくきっかけとなったというような内容が多かったのが印象的でした。

 一方で、「非認知能力という単語だけでは難しいイメージがあったが、講演を聞いて、少し理解できた気がする。」「高女にも非認知能力が取り入れられていることがわかった。」というような意見もありました。生徒がますますエージェンシーを発揮していくために、この非認知能力への理解を深めていく取り組みを充実させていきたいと思います。

 また、オンラインで参加した3年生からも、多くの学びがあったという感想がたくさん寄せられ、嬉しかったです。3年生は、すでに年内入試に挑んだ人は一山越え、これから共通テストを含む入試の山に向かっていく時期です。是非、よりよい自分や社会の未来をつくるために、一人一人勇往邁進していってほしいと思います。

 今後ますます、このSAHの取組が生徒一人一人の成長を促し、学校全体の新たな発展につながっていけますように。ともに工夫を続けていきましょう

*追伸:講演で暖房を音の関係から開始とともに切ったこともあり、「体育館が寒かったです。」という意見がありました。風邪をひかないで済んだか心配しています。暖かくして休めましたように。