同窓会報
非認知能力を育てる高女SAHが始まります
校長 丸橋 覚
同窓会の皆様におかれましては、日頃より母校のために多大なるご支援、ご協力を賜りまして心より感謝申し上げます。令和6年度も引き続き、皆様のご協力をいただきながら学校運営に当たらせていただきたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
同窓会総会でも紹介させていただきましたが、群馬県では、昨年度から非認知能力の育成を目指し、「自ら考え、判断し、行動できる生徒の育成」を目指したSAH(Student Agency High School)の取組をはじめており、高崎女子高校は、令和5年度から高女SAHとして3年間の指定を受け、昨年度1年をかけて準備してまいりました。
この取組は、変化の激しい社会の要請から始まっているものであります。AI(人工知能)などの情報技術の急速な進化やグローバル化が進展する予測困難な社会において、予測できない変化に対し、誰かが良くしてくれるであろうと受け身で対処するのではなく、自ら行動を起こし、主体的に向き合って関わり合うことで、自分の力で人生や社会をより良くできるという実感を持ち、自ら困難を乗り越え、未来に向けて前進しようとする社会人を育てたいという想いが込められています。
高女生に秘められた力を信じ、生徒に時間を返すことによって動き出す高女生の主体性に期待していただけると幸いです。詳細は、本校Webページで紹介していますのでご覧ください。
同窓会の皆様には、本校の歴史と伝統を継承しつつ、生徒の主体性に期待する新しい教育活動に対し、ご理解・ご協力をいただけますようお願い申し上げます。