探究通信

高女高高探究活動交流会

3月13日(水)午後に、Gメッセ群馬にて高女高高探究活動交流会を実施しました。

目的は「他校の生徒との対話を通じて多様な視点を得て、今後の探究に生かせるようにすること」です。

参加者は高女の1年生全員、2年生希望者、高高の1,2年生全員です。

前半は固定班での発表、後半は自由移動形式の発表でした。

生徒たちは積極的に高高生と交流し、新たな視点を獲得していました。

※当日の様子は3月14日(木)のNHK「ほっとぐんま630」でも紹介されました。こちらをご覧ください。

〇高崎女子高校の探究テーマ一覧

養鶏に関わるアニマルウェルフェア
防災
保育士の労働環境改善
保育士の労働環境と、今後の保育態勢を充実させるためにできること
保育士の育て方や教育理念などの観点から幼児教育に関する研究を行った。
勉強の楽しさ
不登校へのイメージを改め、幸せな生き方を見つけること。
発達障害をもつ子供のために
農業人口を増やし人々の農業への興味を高める
難病患者への対応の仕方の現状
道路の舗装が交通事故を起こしているということ
田舎活性化により、災害時の対応力を高めること
中高生のインターネットトラブル
地域交流
地域活性化のための観光
地域医療における医療格差の現状と、その解決策に関する研究を行った。
地域によりそう利用しやすい電車作り
誰もが街を気軽に移動するためのデマンド型交通
待機児童を減らす取り組み
多文化共生社会の実現においての問題点と解決策
多文化共生への理解を通して起こる差別や偏見、それらの対策
生分解性プラスチック
世代間交流を活性化させるためには
人権、差別、ジェンダーなどの問題
人間も動物も幸せに暮らせる社会をテーマに野良猫による被害
身近なふるさとの魅力、深発見!
信越線の本数を増やすため
上信電鉄の利用者を増やすための取り組み
障がい児に対する支援
少子化による、都会と地方の医療に格差が大きくなっていること
循環型社会を形成するに、生ごみのリサイクル率を100%にする方法
渋滞の影響と解消法
車社会による渋滞や環境問題
自転車と歩行者に対する安全な社会の形成
自己肯定感と教育
児童虐待
子供教育に関する研究を行った
子供の宿題に対する苦痛の改善に関する研究を行った。
子育てをより良くするために、乳幼児の食事
子育ての孤立化・ワンオペ育児の解消
子育てと少子化
子どもが行きやすい社会
始動人育成に必要なものについて
産後医療の普及
昨今の児童虐待における課題とその解決方法や改善策
災害時における医療
今の障害福祉が抱える問題と障がい者の方への適当な対応
高齢者福祉の在宅介護に関する研究を行った。
高齢者福祉、介護福祉
高齢者の免許返納、自転車事故、ヘルメット
高齢化を見据えた救急医療
高崎市の食文化、芸術文化の継承
高崎市の観光の活性化
高崎の魅力新発見
高・中等教育の中で部活動においての外部コーチ導入に関する研究を行った。
行政とチャットGPTの関係
広告デザインと社会
交通事故における交通安全施設と交通マナー
現代の中学生のストレス状況の調査と改善案
県内で有名な観光地である草津町を参考にし効果的なPR方法
健康教育
芸術に対する関心及び文化施設の状況
群馬県の働く人口の流出を防ぐための、働きたい職場づくり
群馬県の中高生の自殺とSNSの関係
群馬県の情報発信という視点からみた観光業
群馬県の高校生自転車事故数一位から抜け出すための研究
群馬県の公共交通機関
群馬県の教育現場におけるICT機器の有効的な活用方法
群馬の観光と外国人観光客の相関
空き家・土地の管理や活用方法に関する研究を行った。
緊急医療体制
教育の主体性に関する研究を行った。
教育のデジタル化
観光面での電車の利用客を増やすことによる地域の活性化
観光とバスと街
学校施設の維持や改修に関する研究を行った。
学校教育のあり方
外国人労働者に関する研究を行った。
過疎地域における医療の現状と問題
夏の暑さの現状や原因、それを改善するための取り組みなどの
音楽を通じた観光発展
音楽の授業を通して自己表現力や主体性を高めること
安全な社会のために交通ルールとヘルメットの着用
わたしたちにできる地域のごみ問題に対する解決策
へき地における医療の充実
ダブルリミテッド
スマホが及ぼす幼児への悪影響
スポーツ振興と国際交流

〇高崎高校の探究テーマ一覧

両利きになろう
利き足と非利き足のキックの比較
卵の再利用
野菜の切れやすさ
夜景を綺麗だと感じる理由
夜景の魅力〜100万$の夜景とは〜
無駄をなくしたクイックルワイパーの開発
漫画家になろう
片付けクエスト
不快な音の傾向を知る
廃校再利用project
虹の色を濃くするためには
匂いを長持ちさせる方法は?
匂いの広がり方はモデル化できるのか?
土壌カイロう
点を決めるために
虫を食す
暖かく感じられる匂いはあるか?
大人数でじゃんけんをする時にどのような策を講じると効率よく勝敗を決められるのか?
体の動作で発電することができるか
組絵かるた47
前代未聞の不快な楽曲を作るには
選ばれやすい選択肢
占湯
折りたたみ電動バイク式利用代行サービス
声の解析
数学やりmath~やっててよかったmathda式
睡眠を上手に活用する
水切り石の厚さによって跳ねる回数はどのように変化するのか
人間の目のFPS数について
人はなぜ食後に眠くなってしまうのか
心動かされる音楽とは。
色の割合に占める身体反応
色が陸上競技に及ぼす影響
丈夫で安全な家
消火栓の効果的な利用~火事の被害を最小限に~
獣害に有効で友好な対策
集中力が上がるBGMは?
首都機能移転について
自分の気分はどのように落ち着かせることができるのか
自動車から身を守るために
自転車風力発電機
自転車の重量と自転車の速さ
災害時対応ガイド
最も効率的に英単語を覚える方法は?
黒鉄の成長促進剤(くろがねのセノビック)
合同式における指数と底の交換が成立する条件の考察
高高生が心地よいと感じるコード
紅葉について
古文単語アプリの開発
玉入れにおける最適な動きとは
給食費削減案
韓国語を覚えて女の子にモテよう!
割れにくいシャボン玉を作りたい
学校で寝たい!
化学ポーカー
音楽性の根幹となるコード進行の流行と典型
音楽と酵母の関係
音が人体に与える影響
暗算金魚すくい
わが町クエストマップ
より強い三角形のトンネルをつくるには?
モニタリングハンター
メジャーウォッチ
マルチタスキングと時間の知覚に関連性はあるのか
マスクの眠気に立ち向かうには?
ホコリの蓄積を抑制する方法
ボールの回転とバウンドの高さの関係性
ペットボトルキャップの形状と飛び方の関係
フレイルfree
ババ抜きの勝率を上げるためには
トンボの色を残すにはどのような方法があるか?
テキストマイニングの活用方法
ツヴァイドライ
チョークレイ
チャリアラ
チャフ
たこ焼きを重曹を使わずに作るには?
ダウントーン
スマートウォッチによる高齢者の健康寿命延伸
ストロー改革
ストックマネジメント
シルバイク
サイコロの出る目を予測するには
コマの「ブレード」は運動量変化にどのような影響があるのか
コイキングの「跳ねる」の威力の可視化
ガムを最長までのばすには?
お金
おばあちゃんといっしょ
エダモンサイクル
アイデアポイ活
waste less chalk
trash can
that`s so happy
Studying room finder
RCJJレスキュー用ロボットの開発
problem in 2024 year
OUTET
nichijo english
help wheelchair
freehand
Faster Returning License
eggチョーク
Direction alarm
Clothing recycle
cleth
ChatGPTは人を選ぶのか
ChatGPT3.5の可能性
Caffein Candy 
Be Able To Hear
3Dプリンターを用いたフエラムネの研究
100均のチャンバラ剣はなぜ爆音がなるのか
1/fドライヤー
house recycle

 

探究成果発表会(2学年)

 3月13日(水)4限~6限、2学年では、1年間の思惟の時間(総合的な探究の時間)における探究活動の成果を発表する「探究成果発表会」が行われました。

 これまで12種類のゼミに分かれて、各個人でテーマを決めて探究活動を進めてきましたが、本日はそれぞれの生徒が同じゼミのメンバーに向けて発表を行いました。発表者以外の生徒は、発表を聞きながらGoogle Jamboardに質問や感想等を入力し互いに共有し合うなど、発表活動に積極的に取り組みました。

発表の様子① 発表の様子②
ある生徒の発表に対する感想・質問のJamboardの内容

総合的な探究の時間 ゼミの様子

本日は探究のゼミの様子をお伝えします。

2月7日(水)に商品のパッケージの広告効果を研究している3年生の生徒の試食アンケートを実施しました。4種類のパッケージに同じイチゴ【やよいひめ!】を入れて、味覚の違いなどを調査していました。日々の学業の合間に、急にイチゴを4つも!食べられることになり大いに喜んでいた生徒達でしたが、4種のパッケージに同じイチゴが入っていることを試食後に明かされて、味覚の感じ方の違いがあることに驚いていました。

なお、この研究を行っている生徒は地産地消カルタの研究開発も行っています。大学進学後には「人と人の繋がりによって社会問題を解決するソーシャルマーケティング」、「農家とデザイナーの共創による効果的な広告の創造の実現のための価値共創」について研究を進めて予定です。

今回の試食のイチゴは前橋市の「STRAWBERRY KUWABARA」様のものを使用させていただきました。生徒達はとってもおいしく頂いておりました。誠にありがとうございました。

1学年対象『国際理解授業』

 令和6年1月23日(火)、国際性・意欲・リーダーシップを備えた生徒を育成するため、群馬県立女子大学外国語教育研究所職員及び研究員の外国人講師5名(Timothy先生,Harry先生,Mark先生,Milena先生, David先生)をお迎えし、『異文化理解』をテーマに3教室に分かれて授業をしていただきました。

 先生ご自身の異文化体験を披露したり、「人を見た目だけで判断する危険性」について、クイズ形式で楽しませてくれたりするなど、授業はそれぞれの先生方のやり方で行いました。 授業を受けた生徒の反応も大変良く、「もっと話したかった」「活発な授業で、楽しかった」など、好意的な声が多数でした。

1学年によるグローバルリーダー養成講座

 令和6年1月19日(金)、清泉女子大学文学部地球市民学科教授の安齋徹先生をお迎えし、『グローバル人材の条件』というテーマでお話をいただきました。 講座内容をコース料理に見立てたり、ワークシートも用意したりしてくださったりしたので、生徒達は安心して参加できました。

 また、安齋先生はペアで考える時間を設けてくださり、生徒が発言する場面も作ってくださいました。さらに最後の質問コーナーでは、複数人が質問したことに対して丁寧に応えてくださいました。講座終了後にも、個人的に質問したいと申し出る生徒さえいました。どの生徒も有意義な時間となったようです。

 将来のリーダー像として、単に行動の光を輝かせるのではなく、ひとり一人の内に秘める「心」の光を強く輝かせてほしいと、高女生にメッセージを送ってくださいました。

<生徒感想 一部抜粋>

  • 日本人の前に地球人であることを忘れずにグローバル化において、地球全体をよりよくするひとつのピースになれるよう成長していくたいと思う。
  • 安齋先生が「得意を伸ばす」ということを推してくださったので、自分なりのグローバルリーダーシップスタイルを作っていきたいと思えた。
  • リーダー像の変遷についてのお話では、カリスマ型だけでなく協調型リーダー必要になってくるということに興味をもった。誰しもがリーダーになれるという考えが素敵だと思った。