2024年1月の記事一覧

講演会『竹久夢二の世界』が開催されました

 1月31日(水)放課後、本校で長年にわたって社会科教員として勤務され、現在も本校で非常勤講師として教鞭をとっている澁谷正章(谷しせい)先生を講師にお迎えして、図書委員会主催の講演会『竹久夢二の世界』が開催されました。以下にその様子をお伝えします。

【図書委員生徒によるレポート】

 今年は、図書室に、谷しせいとしてもご活躍されている澁谷正章先生をお招きし、大正時代に活躍した画家・竹久夢二の世界についてお話をしていただきました。

 先生が書かれた『夢うつつ』という作品でも触れられている竹久夢二。その生い立ちから晩年までを、残した作品とともに紹介していただきました。なぜ大正ロマンを代表する画家となったのか。その謎に迫りました。

 夢二は「大正の浮世絵師」とも呼ばれ、彼特有のタッチで描く美しい女性は数多くの人の心を奪ってきました。デザイナーとしても活躍したその裏には華やかな女性関係があったそうです。夢二の代表作である「黒船屋」という作品もモデルとなった女性には二つの説があるそうで、そんなところからもその様子は伺えます。また、その構図はキース・ヴァン・ドンゲンの「猫を抱く女」を真似たと考えられているそうで、カナダの美術館まで行って実物を見ることが先生の夢なのだと仰っていました。

 思わず前のめりになって聞いた先生のお話はあっという間でとても濃い時間になりました。澁谷先生、本当にありがとうございました。

第60回群馬県高等学校作文コンクール表彰式

 先日行われた作文コンクール表彰式に本校からは2名の生徒が参加し、立派な賞をいただきました。

【自由作文の部】

  • 第1位 曽根明依「心躍る歌を」
  • 佳作  廣神彩瑛「言葉と私と未来」

 課題作文の部では「山」「夢」「AI」の3つの題が出され、県内から274編の作品応募がありました。自由作文の部では、全67編の応募作品があり、上記の通り、2名の生徒が素晴らしい賞を受賞しました。

 曽根さんは最優秀作品に選ばれ、表彰式では作品の朗読も行いました。情感のこもった堂々たる朗読で、会場に参加した人たちが皆聞き入っていました。

 表彰式に参加した生徒は2名でしたが、高女はそれ以外にも6名の生徒が課題作文や自由作文の部で賞をいただいています。豊かな感性と表現力にさらに磨きをかけ、今後もぜひ色々な場面で活躍していってほしいです。

3学期始業式・受賞伝達・学力テスト

 1月9日(火)から3学期がスタートしました。始業式は、昨今の各種感染症対策の観点から、大会議室からのオンライン中継を各教室で視聴する形で実施されました。また、以下の部活動について受賞伝達がありました。

ソフトテニス部 令和5年度群馬県高等学校新人ソフトテニス大会 女子団体 第4位
ダンス愛好会 第12回上毛新聞社杯ダンスコンテスト 部活部門 第4位 高崎女子高等学校 TestasiS
文芸部 第38回全国高等学校文芸コンクール 文芸部誌部門 優秀賞
文芸部 第38回全国高等学校文芸コンクール 誌部門 入選

 その後、1,2学年においては学力テストが実施されました。主要教科1科目あたり90分という長時間にわたるテストに対して、一心不乱に取り組む姿が見られました。

 3学年においては通常授業が行われ、生徒は今週末の大学入学共通テストに向けての最後の追い込みをかけています。