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SAH通信

【高女イグナイト】飯塚聡美さんによる国際化雑談会開催

 10月15日(火)16:00~大会議室で、高女OG(100期卒業)の飯塚聡美さんによる国際化雑談会が行われました。希望した4名が参加。飯塚さんが持ってきてくださったお菓子、そしてジュースまでいただきながら、高校時代の英語の勉強法、留学時代の話、仕事を得た時の話、アメリカでのこわかった経験、大変だった経験など、多方面のお話を聞くことができました。参加した一生徒がこんな振り返りの文を寄せてくれました。

★私がアメリカ研修に行く前に知れてよかったこと★

 ・バックは前でちゃんと守る。

 ・歯科診療はとても高額なので、保険に入るか、ちゃんと渡航する前に診てもらっておく。

 ・夜は後ろに怪しい人がいないかとCHECKする。

★びっくりしたこと

 ・さとみさんが留学中に〇〇〇たこと

 ・ピストルをつきつけられたことがあったこと

 ・9.11を体験したこと

★さとみさんの行動力に驚きまくりでした><

 私も今回英語の本を借りて読んでみようと思います。

 親に話すのも楽しかったですし(今日聞いたこと☆)

 留学は言語がガラッと変わるから、人の100倍くらいの努力が必要なんだなと思いました。

 刺激的過ぎて、また聞きに行きたいです。次は英語で?!

〇今回の話題のいくつかをご紹介

・英語は高校時代、原著をわからないなりにどんどん読み進める勉強をしていた。TOEFLを東京まで受けに行った。

・留学ジャーナルを読んで自分で応募し、試験を受けて交換留学生の資格を得て1年留学。

・留学時代の苦労話 努力した話 アメリカでの生活のいろいろなできごと

・参加した生徒からの質問についてのやりとり・・・。

質問はつきなかったのですが、時間も過ぎたので、次回にまた、と終わりになりました。

 

聡美さんは、定期的に訪れてくれると話されていて、次は11月25日、そして12月10日に仮設定しました。また、正式に後日案内します。今回、都合がつけられなかった人もいると思いますが、少しでも関心がある人、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。出会い、話を聞くことで、自分の今を変えるきっかけを得られるかも!

 

 

開校記念日検討委員会立ち上げに有志が集まり、検討委員会結成される

 2024年10月16日(水)、来年度の令和7年度の5月1日に迎える創立126周年の開校記念日のありかたを検討する生徒有志が集まり、検討委員会が発足しました。

 夕方、メンバーが早速ファーストメッセージをよせてくれました。

「高女の開校記念日の企画を担当します!伝統あるわが校の歴史の1ページを飾る式典を作り上げていきます。精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。」

 今年初めて式典に参加した1年生のメンバーの一人に、メンバーとどんな話になったかと聞いたところ、「1年生で入学後初めて学校の歴史に触れ、誇らしい気持ちになったので、やはりなんらかの行事はしたほうがいいのでは、と思います。」と。

 これから、このメンバーでまず、開校記念日のありかたから、週1回のペースで話し合っていくと報告してくれました。「くれぐれも、自由に発想してあり方から検討してくださいね。○○してはいけない、○○しなければならない、ということはどちらもないですから。」と学校側のメッセージを伝えました。

 学校運営における生徒エージェンシーの発動。定着してきています!

 

OECD国際フォーラム(2)高女のSAH紹介。OECDの研究者と語り合う。

2024年10月10日(木)に行われたOECD国際フォーラム(2)

 当日は、学校で参加募集に手を挙げた生徒11名が、各テーブルに分かれ、他校の高校生、県内の教育関係者、そしてOECDの研究者の方々とこれからの教育について語り合いました。それに先立ち、OECDの研究者の方々、群馬県のSAHの指定校から、学校の取り組みについての発表を行い、本校は校長先生が発表されました!

 校長先生の当日の発表シートはこちらです。また、当日の様子は以下のように新聞やネットニュースに 取り上げられました。インタビューを受けていた生徒の様子も紹介されています。

NHK⇩

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20241010/1060018201.html

上毛新聞⇩

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/546068

 桐生タイムス⇩

https://np-schools.com/news/10716

 生徒たちが堂々とOECDの研究者の方々とテーブルを囲んで話し合っている姿は「生徒たちが世界とつながっているようで頼もしかった。」(校長)です。フォーラムの内容と生徒の振り返りは次のブログで。

OECD国際フォーラムに本校生徒が11名参加!校長先生も登壇!(SAH通信第1号発行)

 本日10月10日、OECD国際フォーラムに高崎女子高校の生徒が11名参加します。県内から計50名の高校生がOECDの研究者や県内の先生方と、これからの教育や学習のありかたについて語りあうフォーラムです。校長先生も登壇され、本校のSAHの取り組みについて紹介します。また、当日の模様はあらためてお伝えすることとし、今日はフォーラムに先立ち、話し合いのテーマや「るーる」を紹介したく、通信を発行しました。また後ほど、当日の模様をお伝えしたいと思います。

 

 高女SAH通信No.1.pdf

エージェンシーの卵発動!その2 

 

~学習合宿の復活を目指して~

8月8日(木)7人の熱い思いを持つ高女生が校長室を訪れた。目的は、廃止になった学習合宿をもう一度復活させるためである。

 高女では、4年前に学習合宿を廃止にしたが、昨年度、学年の先生の熱い思いによって1年限り復活した。参加した生徒の満足度は100%であったのにも関わらず、教員の働き方改革などを理由に継続実施には至らなかった。

 その状況を知った勇気ある2年生が、「私たちの代では絶対やりたい!」「泊まり込みで勉強することによって、みんなで受験を乗り越えたい!」と校長先生に熱い思いを伝えた。思いを伝えるだけでなく、実施の障壁となる課題の解決策の提案も行った。どうしたら実現できるかを自ら考え、行動に移した様子に校長先生も心を動かされ、実施の方向で話が進みそうである。しかし、課題はまだまだ山積みであり、細部への議論も十分ではないため、企画書を作成し、正式な実施に向けて今後も活動を続けていくようである。

2年の武田陽菜乃さん 甘楽町の地域おこし計画で群馬県立女子大学学生とのワークショップ講師に!

2年生の武田陽菜乃さんは、昨年度から自身の探究活動として甘楽町の地域振興について取り組んでいます。その一環で、8月7日、町役場で担当してくださっている方が群馬県立女子大学の学生の皆さんとのワークショップを設置してくださったそうで、講義をしてきたことを学校に報告してくれました。その中で上毛新聞さんも取材をしてくださり、近々記事になるそうです!生徒の取り組みが、多くの方々の支援をつくりながら、地域を変えるきっかけになってきています。素晴らしいことです。そして、ありがたいことですね。

 

エージェンシーの卵発動!

 6月21日(金)昼休み、3人の高女生が校長室を訪れた。「だめもとで、私たちの要望をまずは聞いてもらおう。」という3人は、先日の開校記念式典で、講演会講師の大澤直美さんが高校時代、ALTがいなかった高女にALTを呼びたい、と校長室に直談判に行ったという話を聞いて、「私たちも、思っていることを伝えなければ。」と話し合って来たという。

 最初は職員室の教頭先生のところに相談に来た3人。3つの要望を教頭先生に届けた。

 教頭先生は、職員室の先生方や校長先生と相談して、「じゃ、一度校長室に来て話してもらおう。」ということになり、写真のようにご対面。なんだか、対決のような構図だが、実は和やかに話している様子。(これを、校長先生は「エージェンシーの卵」と命名!)

 3人は、「自分たちでできることとできないことを整理してみたが、これは学校にお願いしないと変化をおこせないので、協力してもらえたらありがたい。」と説明を加えた。校長先生はこの3人に、「今回、このように要望を届けてくれてありがとう。皆さんの勉強に対する熱意からくる要望と受け止めました。学校にしかできないことは早速検討していきます。ただ、学校もできることとできないことがあります。皆さんには、まず今の環境下で、○○があればよりよくなる、ということについて、アイデアをもらえたら嬉しいです。」と伝え、この日の対話は終了した。

 学校がもっとこうなればいいのに、という思いを持っている人は他にもいるであろう。その際、自分たちで変えられることと学校側にお願いしないと変えられないことを整理してみよう。自分でできること、自分たちでできることは、自分が変わる、自分たちで変えていく。そして、生徒たちだけで変えられないと思うことはこんな風に相談に来てほしい。自立、対話、創造・・・。本校のGP(グラデュエーションポリシー)につながる。校長先生は最後に、「新しい生徒会とも連携、相談していきたい。」としめくくられた。

1学期のAタイムが終わる!(6月18日)

 6月18日(火)6時間目は1学期最後のAタイムでした。年間15回のうちの6回が終了です。回を重ねるごとに、生徒それぞれの工夫が安定的に行われている様子を感じます。今日は、桐生タイムスの峯岸記者が本校を訪問、皆さんの学ぶ様子を取材してくれました。

 前回くらいから、だいぶ生徒たちは、計画して積極的にこのAタイムを活用し始めている感じを受けています。教室で集中して取り組む多くの生徒の姿、教室以外でリクエストして先生と協働の学びを行っている生徒、椎樹祭に向けて椎樹館でドラムの練習に集中している生徒、部活の活動場所である体育館で立って勉強している生徒。その生徒の心が今、ここにあるんだな、ここだと集中できるんだな、と多様な一人ひとりを応援する気持ちになります。

 以下、2年生の1クラスの、4~6回目のAタイムⅡ期全体の振り返りです。今後も、Aタイムに限らず、いろいろなことに見通しをもって行動し、結果を振り返るサイクルを回しながら、エージェンシーを育てていきましょう。

・譜読みを進められてよかった。先生に来ていただいたのもいい練習になった。
数学に時間を割けたので、計算の仕方や応用問題の解き方がだいぶ身についたと思う
全体的に勉強の内容が濃くなったと思う。けれど、少し眠くなってしまったりスピードが落ちてしまったりしたので普段の勉強習慣から見直して改善していきたい。
・期末テストや数学の単元テストに向けて効率的に学習を進められたと思う
・教科が片寄っちゃうのと、だんだん何をしたらいいかわからなくなってきた。
Aタイム、とても助かる。期末に向けて有効活用できていたと思う
・期末テストに向けて効率的に進められたと思う
・Aタイムの時間を有意義に使うことが出来たので良かった。毎時間集中して取り組めた。
・普段からAタイムを見据えて学習計画を立てられるようになった。Aタイムのおかげで充実した勉強ができている。
・特に数学に力を入れていつもよりも効率的に集中して勉強ができました

・勉強だけでなく、部活のことや自分が本当にやらなくてはいけないことを出来たので、有効活用できたと思う。勉強メインなので、もっとこの時間にしか出来ないことを模索していこうと思う。
・化学が進んで良かったけど他のが手をつけられていない。
・期末テストなどの対策ができたのでよかった。復習すべきところをしっかりやっておきたい。
・期末テストに向けてどの回も集中して取り組むことができた。これからもAタイムを有効に活用したい。
・期末テストの対策に時間を費やせたのでよかった。次のAタイムも自分に必要なことに取り組めるようにしたい。
・どのAタイムもしっかり集中することができ、期末テストに向けて勉強することができた。
・3時間とも集中することが出来た。さらに自分のやるべきことを明確にする事もできた。教科も偏らずに勉強出来たのが良かった☺️
・今期のAタイムはほとんど期末テスト対策だったけれど、授業科目にとらわれず自分なりにバランスを考えて復習に取り組めたため良かったと思う。考査本番に向けてあと1週間気を引き締めたい。
・3回とも自分の必要なことができて有意義な時間となった。これからも有意義な時間にしていけるようにしたい。
Aタイムの時間をどうすれば有効的に使うことが出来るかを考えて使うことが出来た。もっと集中できる時もあったから毎時間を大切にしていきたい
・3回とも自習をしたので、授業の予習や期末テストに向けた勉強が出来た。学校だと集中して取り組むことが出来たので良かった。
・自分でやることを決めて時間を有意義に使えたことが良かった
・めっちゃ学校の課題をやっていた。家でやるよりは集中していたので良かったと思う。これからもこの調子で頑張りたい
なんだか全体的に時間を大切に使えなかったAタイムだと思う。やってないのにやった気になってることばかりなのでこれから一週間は気合を入れたい
・集中して取り組むことができたので良かった。これからもAタイムの時間を有効に使いたい。
・毎時間を大切に有効に使うことができてよかった。自分のやるべきことや必要なことができてよかった。
・やることを明確にして取り組むことができた。有意義に時間を使うことができた。
・最後のAタイムが集中力が切れてしまい、もったいなく感じたが、それ以外は集中して勉強できたと感じました。
椎樹祭前の期間に結構多くAタイムを入れてくださったおかげで、文化祭関連の作業を中心に時間を多くとれたと思う。また、勉強にこの時間を使うときはもう少し計画性を持とうと思った
・テスト前にAタイムが多くあり、自分の勉強時間を増やせたと思う。また1期よりも有意義に時間を利用できた。
テスト勉強の時間が取れたので良かった。集中して取り組めたので良かった。
教室外で気分転換しながら勉強ができて、捗った。ありがとうございました。
・どの時間も有効に勉強でき、有意義な時間だった。
・毎回教室でテスト勉強と代わり映えのない内容だったが有意義な時間にできたと思う。集中してやるべきことに取り組めたので良かったと思う。
・期末に向けて各教科勉強できたので効率の良い学習ができて良かったです。
Atimeを活かして、その時の自分に必要な学習をすることができた。これからも有効に活用して日々の学習をより深いものにしていきたい
・予定と違うことに取り組むことが多かったが、結果的に自分の身になる勉強ができて良かった。時間を有効に使うにはどうすれば考えることができ、家庭学習にも生きてくるものが得られた。
・期末テストが近づいてきたので、それに向けて学習することができた。予定より進まなかったことが多いので、もっと計画的に予定を立てようと思った。
・やるべきことがちゃんと出来た。
・集中して勉強に取り組めた。テストが近いので有意義な時間になった。
自分が今何に取り組めばいいか考えて時間を有効的に使えた
・3回とも集中して勉強できたと思う。
・勉強以外のこともやってみたいと思った。"

高女のAタイムが桐生タイムスさんの「みんなの学校新聞」WEB記事に掲載されました。ぜひ、ご覧ください。(上・下)

→上:https://np-schools.com/news/9421 下:https://np-schools.com/news/9452